夢を求めて(1) -高校生のために-
先日、生高連会議の時間に高校生のメンバーが「夢」について語り合った。
すでに自分の夢をはっきりと掴んでいる人、まだまだこれからだという人、現実の壁を目の前にして立ちすくむ人…さまざまだった。
そこで、いろは出版の「高校生の夢」、「1歳の夢から100歳の夢」から2人の高校生の夢を紹介したい。
高校1年生の女の子。
「私の夢は小児科の医者になり、JICAに入ることです。そして世界中の子どもたちを助けることです。なぜこのような夢になったのか。決め手は一冊の本でした。
「トットちゃんとトットちゃんたち」黒柳さんがアフリカなどいろいろな国に行って世界の子どもたちの状況がありのままに書いてある本。わたしはこれを軽い気持ちで読んでみたのです。読んでみるととても辛かった。私よりも小さな男の子が兵士になって国のために戦ったり、明日の食べ物がなく途方にくれている子、栄養失調で地面を這(は)っている子、今の私たちの生活からは想像出来ないようなことがたくさん書いてありました。読んでいるうちに自然と涙がぼろぼろとこぼれていきました。そこで黒柳さんのようにこんな子達のために何かできないと思い、考えたのがこの夢だったのです。
日本には、医療だって発達しているし私がいなくても影響は何もないけれど、世界の子どもたちのために、わたしが行かなくちゃと思い、夢をあきらめないで頑張ろうと決めました。
大変なことも数え切れないくらいあるでしょう。でも私はあきらめないでがんばりたいです。
世界に私を待っている人がいる。」
高校2年生の女の子。
「高2になっても、確かな夢はまだない。中学校の頃は、いろんな夢をもっていたのに、今は現実的に考えてしまって、すぐにムリじゃなと諦めてしまうようになった。周りの友達たちは、夢をもって、少しずつ、その夢に向かって努力したりしてるのに…。焦ってもしょうがないって分かってるのに焦ってる。
人の言葉一つ一つにも、疑いをもって信じきれなくなってる。疑問に思ってくる。憧れだけでは、何も成功しないって思う。ここから逃げたいって現実逃避してみても、結局目を開けたら同じ景色で何も変わらない。
このまま大人になったら、どうなるんだろうって不安になる。考え方も何もかも子供なのに、大人になんかなれるんかなぁ?っていうか、どんなんが大人なんじゃろ?
手をのばしてもつかめるものは何もなくて、目の前にはウソしかなくて、夢なんてどうやって見つけたらいいのかなんてわかんない。
でも、こんな考えに答えが出たのなら、同じように悩んでる人達を導いてあげたいと思う。それを夢にしたいと思う。」
以上、2人の高校生の思いを紹介した。
対照的な例だと思うけれど、ヒントになる考え方、共感できる考え方…色々なものが詰まってるなと思います。
これを見た、高校生のみなさんも、夢や進路について考えてみましょう(^^)
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コメント
高校生の文章、感動しました。
二人目の方の夢のことで悩んでいる高校生のために自分が答えが出たら、導いてあげたい。それを夢にしたい。
その愛の心がとても素晴らしいですね。
夢が生き甲斐につながるのは、自己実現だけでなくて、自分以外の他のためになるという「愛」の夢ですね。そんなことをワタミの社長も言っていました。
ちなみに挨拶がウェブにアップされています。夢を具体的に示し、そのために、突き進んでいく彼の姿勢にも学ぶものはあるな~と思います。以下に一部を抜粋します。
「 100年先から「今」を見ると物事の本質が大切になります。
100年先から見て問われることは“どのように生きたか?”であり、“どれだけ多くの人の幸せに関われたか?”であり、「WATAMI」のあり方や方向性が問われます。」
興味のある方は以下のURLで全文を読めます。
http://www.watami.co.jp/corp/watanabe.html
投稿: ヨッシー | 2007年11月18日 (日) 15時00分