デジタルとアナログの融合(1)
以前、日刊工業新聞主催のフレッシャーズ産業論文コンクールに会社を通じて応募した。
すると、新入社員約650名の中から、会社代表10名に選ばれ、その後、新聞社での選考を経て、なんと「奨励賞」という賞をいただいた。
そこで、ご参考に論文の内容を披露いたします。
1.デジタルとアナログ
現在、私たちの身の回りには携帯電話、デジカメ、次世代テレビ、などの様々なデジタル製品が溢れている。情報伝達手段もデジタル化が進み、デジタル通信によってグローバル社会が到来し、私たちは日ごとに世界とのより大きな「つながり」を意識せずにはいられなくなっている。世界の国々は国境、民族、文化、言語の枠によってデジタル的に区分され理解されることが多いが、デジタル技術の発達によって、世界はデジタル化が進むどころか、むしろ「アナログ」的関係を構築しつつある。「The World Is Flat」だとトーマス・フリードマンは著書「フラット化する世界」の中でこう表現している。すなわち、それが「アナログ」である。
それでは、デジタル社会の生みの親である企業はどうであろうか?企業は組織であり、根本には人と人との交わりがあり、「信頼関係」が明日の全てを担う。その「信頼関係」は「つながり」であり、「アナログ」的である。一方で、組織には「部門」というものが存在する。それは担当業務等のカテゴリー別に分類・管理され、「デジタル」的な仕組みになっている。
このように、ある1つの事象を吟味して考えてみると、デジタルとアナログの二面性があることに気づく。本論では、アナログ的関係を強めつつあるグローバル社会において、企業が明日を生きるために必要なことは何か?ということをデジタルとアナログの観点から追究してみたい。
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